日米防衛相、来月1日会談へ 反撃能力巡り運用協議

浜田靖一防衛相(左)、米国のオースティン国防長官(ロイター=共同)

 浜田靖一防衛相が米国のオースティン国防長官と6月1日に東京都内で会談する方向で調整していることが分かった。今年1月の会談で、日本の反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を巡り、日米同盟の役割や任務の分担を巡る集中協議を実施する方針で合意しており、運用を確認する。関係者が19日、明らかにした。

 両氏は6月2~4日にシンガポールで開催されるアジア安全保障会議に出席する予定で、オースティン氏はその直前に日本に立ち寄る。

 会談では、南シナ海や東シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、日米同盟の抑止力強化を申し合わせる。

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