韓国の福島視察団、21日に訪日 処理水、放射線専門家ら21人

東京電力福島第1原発の敷地内に並ぶ処理水のタンク=1月

 【ソウル共同】韓国政府は19日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り、韓国の専門家らが21~26日に現地視察のため訪日すると発表した。原子力安全委員会委員長を団長とし、放射線分野の専門家ら21人で構成する。

 日韓間の協議の結果、4日間の日程で現地視察を行うと公表していたが、移動日を含めて計6日間となった。23~24日に処理水の管理の実態を確認する予定。放流施設の運用や放射性物質の分析状況を点検し「韓国国民の健康と安全のために必要な措置を導き出す」としている。

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