1機410万円で200倍ズームカメラ搭載 災害時に空から情報収集を 今治市消防にドローン隊発足

愛媛県今治市消防本部は、災害が起きた際に情報収集などを進めるドローン隊を編成し、19日、発足式を行いました。

発足式にはドローン研修を終えた隊員7人に、白石勝志(かつし)消防長から任命書が交付されました。

名称はドローン情報収集隊「DORONE INTELLGENCE COLLECTION SQUAD」の頭文字を取ったDICSで、今治市中央消防署と今治北消防署にドローン2機を配備しました。

機材は1機410万円で、200倍ズームのカメラを搭載しているということです。

徳永繁樹市長
「ドローンを使い、鳥の目を持って事案を覚知することは効果的」

活動は隊長、操縦者、安全確認者の3人1組で運用し、上空からの情報収集に加えスピーカーを活用し、発見した要救助者の安否確認や避難の呼びかけなどもできるということです。

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