若村麻由美、体調不良で降板の鈴木京香に代わって「この素晴らしき世界」で主演

若村麻由美が、体調不良を理由に降板した鈴木京香に代わって、フジテレビ系で7月にスタートする連続ドラマ「この素晴らしき世界」(木曜午後10:00、開始日未定)で主演をを務めることが決まった。

「この素晴らしき世界」は、平凡な生活を送る主婦が、ひょんなことから芸能界で活躍する大女優になりすましながら、二重生活を強いられてしまうコメディー。若村にとって、2003年放送の「夜桜お染」(同系)以来、約20年ぶりの地上波連ドラ主演となる。

若村が演じるのは、普段はスーパーマーケットでパートをしており、家では夫と冷め切った関係にある主婦・浜岡妙子。妙子はある日を境に大女優・若菜絹代としてなりすまし生活を送ることに。ストーリー前半は、平凡な主婦が家族にも内緒で女優の替え玉を演じるドタバタ劇を描くコメディー、後半部分では、芸能界や一般社会の不正や矛盾に立ち向かっていく社会派ドラマの様相を強めていく。1人2役で、主婦と女優を若村が演じ分ける。

ある日、妙子の前に、西條隼人と名乗る者が現れる。それは女優である若菜の事務所関係者だった。西條は、週刊誌のスキャンダルがきっかけで、若菜が国外へ失踪してしまったことを伝え、その若菜の身代わりとしてスキャンダルの釈明会見に出席してほしいと妙子に頼む。というのも、妙子と若菜は顔だけでなく声までもがそっくりで、事務所関係者も認めるほどだったのだ。突拍子もない内容に妙子は断るが、身代わりを務めることで得られる高額な報酬が頭から離れない。後日、妙子は、西條らの説得と高額報酬につられ、会見に出席することに。会見当日、若菜が所属するプロダクションの社長・比嘉莉湖(木村佳乃)と、若菜の夫・水田夏雄(沢村一樹)と出会い、いよいよ会見本番を迎えるが――。

なお、ドラマ主題歌は、小田和正の「what’s your message?」に決定している。

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