ファイナルはどのカードになるか!?
5月20日、「日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23」の2シリーズがスタートする。船橋アリーナで開催の千葉ジェッツ(東1位)×アルバルク東京(東2位)、沖縄アリーナで開催の琉球ゴールデンキングス(西1位)×横浜ビー・コルセアーズ(中2位)。いずれも注目の対戦である。
昨季はクォーターファイナルで宇都宮ブレックスに悔しい敗戦となった千葉Jは2年ぶりのファイナル進出を目指してのA東京戦となる。広島ドラゴンフライズとのクォーターファイナル、千葉Jは初戦を70-72で落としたものの、第2戦を98-69で勝利。第3戦は、#3小川麻斗、#4ヴィック・ロー、#14佐藤卓磨とベンチスタート組の活躍でリードを作ると3Q1点差まで迫られたが、#2富樫勇樹の活躍で再びリードを作り、そのまま逃げ切った。
一方、A東京も島根スサノオマジックとのクォーターファイナルは3戦での決着となった。初戦は2Qに31-15というビッグクォーターを作って逆転した島根が86-71で勝利。第2戦はA東京が逆に3Qに#9安藤周人の12得点の活躍などで32-14として逆転し、82-72で勝利。そして第3戦は大接戦に。83-82でリードしていたA東京は、ラストプレイで今季得点王#2ペリン・ビュフォードのアタックを受けることになったが、ここでビュフォードがターンオーバー。A東京が83-82で勝利し、アップセットを起こした。
今季の対戦成績は、千葉Jの3勝1敗。ホームコート・アドバンテージも考えられるものの、A東京も隣のフランチャイズだけに熱い応援も期待できるはず。楽しみな対戦となりそうだ。
そして今夏「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の舞台の一つとなる沖縄アリーナで対戦する琉球と横浜BC。
琉球はクォーターファイナルで名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(ワイルドカード)と対戦。初戦に91-85、2戦目に92-81と連勝して3年連続5度目のセミフファイナル進出を決めた。そしてポストシーン初進出となった横浜BCはクォーターファイナルで川崎ブレイブサンダースと対戦。第1戦では3Qに68-66と逆転すると、ベンチから出場の#5河村勇輝がアクセントとなって91-86で勝利。第2戦では、故障者も出て9人で戦うことになった川崎に対して終始主導権を握って104-84で勝利となった。
今季レギュラーシーズン2戦は、いずれも横浜開催で1勝1敗。また天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会では準決勝で対戦して琉球が96-91 で勝利となっている。
注目したいのはリーグのアシスト王、#5河村の状態だ。4月2日の試合で右大腿二頭筋(太もも裏外側)損傷を負って20日休養。復帰したものの、5月7日の富山グラウジーズで右脚を痛めると、川崎とのクォーターファイナルではいずれもベンチからのスタートとなっている。パフォーマンスを発揮できるならば、横浜BCにとって追い風となるはずだ。
今季のファイナル(2戦先勝)は5月27日・28日・30日に神奈川・横浜アリーナで開催となる。そのコートに立つのはどのチームになるだろうか?
■【日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23】
[日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23試合予定]
・千葉ジェッツ(東1位)×アルバルク東京(東2位)
開催地:船橋アリーナ
[GAME1]5/20(土)17:05〜
[GAME2]5/21(日)19:05〜
[GAME3*]5/22(月)19:05〜 *=1勝1敗になった場合に開催
・琉球ゴールデンキングス(西1位)×横浜ビー・コルセアーズ(中2位)
開催地:沖縄アリーナ
[GAME1]5/20(土)15:05〜
[GAME2]5/21(日)16:05〜
[GAME3*]5/23(火)19:05〜 *=1勝1敗になった場合に開催
<配信・放送予定>
【全試合ライブ配信】「バスケットLIVE」「スポーツナビ」
【全試合放送/ライブ配信】「J SPORTS*」「Hulu」「Amazon Prime Video チャンネル」
*=一部試合が録画放送となる可能性あり
【TV放送】「NHK BS1」で全試合放送