●音楽法要に350人
真宗大谷派金沢教区の宗祖親鸞聖人750回御遠忌(ごえんき)法要(北國新聞社後援)は19日、金沢市安江町の金沢別院で、3日間の日程で始まった。門徒約350人が3年越しに迎えた御遠忌と、宗祖と教えに出合えたご縁を喜んだ。
法要の始まりとなる初逮夜(しょたいや)を前に、音楽法要が営まれた。合唱団「蓮」と、県内の僧侶が出仕し、東本願寺の御遠忌を機に作曲、編集された法要曲が演奏された。
「三帰依」の楽曲に続き、導師が法要の趣旨を申し述べ、正信偈(しょうしんげ)が読まれた。「南無阿弥陀仏」の念仏合唱が本堂に高らかに響き、門徒が僧侶と共に手を合わせた。
法要は20日も続き、21日の結願(けちがん)日中には大谷暢裕門首が出仕する。