ホンダは19日、電動の原付二輪車「EM1 e:（イーエムワン イー）」を8月24日に発売すると発表した。ホンダが一般利用者向けの電動二輪車を国内で販売するのは初めてで、二輪車の脱炭素化を推進する。
バッテリーは取り外し可能な交換式を採用。満充電までの所要時間は約6時間だが、充電済みのバッテリーがあれば交換するだけですぐに乗車できる。充電1回当たりの走行距離は53キロメートル。メーカー希望小売価格は車両本体とバッテリー1個、充電器込みで29万9200円。車両本体のみは15万6200円、バッテリーのみは8万8千円とした。
原付や四輪の普通免許で運転でき、国内で年間3千台の販売を計画する。
