許されぬ…ワイン飲む教諭、車で食事へ 昼に酒気帯び発覚、免職に「児童、保護者の心を傷付けてしまった」

酒気帯び状態で乗用車を運転

 埼玉県さいたま市教育委員会は18日、酒気帯び運転をしたとして、市立道祖土小学校の教諭(52)を地方公務員法に基づき、免職の懲戒処分にして発表した。市教委の細田真由美教育長は「深くおわび申し上げる。全職員に法令順守の徹底と指導の再徹底を行う」とコメントを出した。

 市教委教職員人事課によると、元教諭は今月2日午前11時55分ごろ、同市の道路で、酒気帯び状態で乗用車を運転した疑いで現行犯逮捕された。呼気1リットル当たり0.45ミリグラムのアルコールが検出された。同日午前7~9時にかけて、自宅でワインを飲酒後、車で食事に出かけ帰宅途中だったという。

 市教委の聞き取りに元教諭は「児童、保護者の皆さんの心に傷を負わせてしまった。謝って許されるものではない」などと話しているという。

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