大手電力7社の6月値上げ認可 負担増2千円超も

6月の電気料金

 西村康稔経済産業相は19日、北海道、東北、東京、北陸、中国、四国、沖縄の大手電力7社が家庭などに供給する電気の規制料金について、6月1日の抜本的な値上げを認可した。各社の平均値上げ率は15.9~43.4%。これを受け、7社は標準家庭の6月の料金を公表した。燃料の価格変動を料金に反映させる燃料費調整制度も踏まえると、5月と比べ881~2771円上昇する。

 標準家庭の料金の上げ幅が一番大きいのは、沖縄の2771円。北陸が2196円、四国が1783円、中国が1667円、東北が1621円、北海道が1518円、東京が881円と続いた。

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