横浜中華街で香港飲茶(やむちゃ)の専門店として知られ、地域住民や観光客から長年愛された「招福門本店」(横浜市中区)が21日に閉店する。店主はホームページを通じ「今後も横浜中華街の発展のために力を注いでまいりたい」とコメント。1999年4月2日のオープンから四半世紀の歴史に幕を下ろす。
本格的な点心を売りに、飲茶の食べ放題などで人気を集めていた。中国人が提供するレストランが多い中、同店は日本人が経営するレストランとして、市民らに多く利用された。今春には、日清食品(東京都)の袋麺「出前一丁」のオリジナルメニューを販売するポップアップストアを開催。現在は「青島ビール祭」を実施している。