「黒船祭」4年ぶり通常開催 米駆逐艦上の式典でスタート 雨の中献花も=静岡・下田市

幕末にペリー提督が来航した静岡県下田市で5月19日、恒例の黒船祭が始まりました。コロナ禍を経て4年ぶりの通常開催です。

黒船祭はペリー提督率いるアメリカ海軍が来航した先人の偉業をたたえる下田市最大のお祭りです。新型コロナの影響で近年は中止や規模の縮小が続いていましたが、2023年は4年ぶりに3日間の通常開催となりました。

初日の19日は下田市長らで構成する黒船祭執行会が、下田港沖で停泊中のアメリカ海軍の駆逐艦「ミリアス」を訪問し、軍艦の甲板で花束贈呈などのセレモニーをした後、艦内で艦長たちとの昼食会に出席。その後、下田港を臨むペリー上陸記念公園で雨の中、献花が執り行われました。

黒船祭は20日、公式式典とパレードが予定されています。

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