横浜DeNAの今永昇太投手(29)が19日、出場選手登録が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たした。球団を通じ「今もプロ野球の世界でプレーできていること、またFA権を取得できるとは入団当時は想像もつかなかった。当たり前ではない今の瞬間に感謝し、自分の成長に携わっていただいたすべての方々に恩返ししていけたらと思う」とコメントした。
今永は駒大からドラフト1位で2016年に入団し、今季8年目。昨年12月の契約更改では単年契約を結んでいる。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表に選出され、決勝の米国戦では先発して勝利投手となった。チーム合流後はファームでの調整を経て、今季初登板の4月21日広島戦(マツダ)で初勝利を挙げた。ここまで4試合に登板し2勝1敗、防御率3.38をマークしている。