バイデン米政権は19日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの追加制裁として300超の団体・個人を指定すると発表した。イエレン財務長官は声明で「（ロシアの）プーチン大統領の違法かつ無謀な戦争が始まった当初から、ウクライナを支援することに注力してきた」と強調。先進7カ国（G7）などと連携し、ロシアの戦争資金を減らしていくと強調した。
米政府高官はG7首脳が同日の首脳会議（広島サミット）初日にウクライナ情勢に関する声明を発表したのに合わせて、ロシアに対する経済的圧力を強化すると明らかにしていた。追加措置は20を超える国・地域にまたがり、ロシアの制裁逃れの抜け穴もふさぐ。（共同）
