梁振英氏「市民は国家観念乏しい」

全国政協副主席の梁振英氏は5月18日、「港専網絡空間科技学院」の設立式典でスピーチし、香港市民の国家に対する認識について言及した。同日の香港メディアによると、梁氏は「香港人は普遍的に国家観念が乏しく、返還から25年を経ても国民教育と国家安全教育は果たされておらず、相当部分の香港人は内地を中国と呼び、多くのメディアは依然として内地と香港の関係を『中港関係』と読んで、改めようとしない」と批判した。香港は中国の一部として、身を置いている国際環境はますます複雑化し、国家の安全問題、ネットの安全問題がますます突していると指摘。このため「港専網絡空間科技学院」の設立は切迫しており、同学院が特に学生の国家認識、国家安全の認識、ネット安全に対する意識を科学技術と一体化できると述べた。

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