ヌートバーを最初に「たっちゃん」と呼んだの誰? WBCコーチが明かした真実

「たっちゃん」と名付けたヌートバー選手㊧と記念撮影した清水さん

 「ヌートバーのニックネームは自分が言い出した」「(鈴木)誠也(カブス)を呼ぶよう自分が頼んだ」―。野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表外野守備・走塁コーチを務めた清水雅治さん(58)。出身地の島根県浜田市内での講演で、代表チームの裏話を披露した。

 清水さんは3月にあったチームの食事会でラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)を「ちゃん」付けで呼ぼうと提案。西武ライオンズ時代のチーム仲間ドミンゴ・マルティネス選手が「マルちゃん」と親しまれたことが頭にあったためだ。「ヌーちゃん」「バーちゃん」などはしっくりこず、ミドルネームの「タツジ」から「たっちゃん」と付けたという。

 また、栗山監督から侍ジャパンの外野手に大リーグから誰を呼ぶか問われた際には「最初に誠也の名前を出した」と吐露。外野手が左打者ばかりで「どうしても呼んでほしいと頼んだ」と明かした。

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