コロナ前に比べるとどこがどれだけ頑張ってるかっていうランキング?! の巻/倉井史也のJリーグ

写真:©︎CWS Brains, LTD.

Jリーグ30周年記念試合が終わって、そりゃたくさんの人が集まって、でもって昔を考えて「Jリーグ人気が落ちた」とか「Jリーグバブルはすごかった」とか言われてるけど、でも、Jリーグ確実に進歩してるんですよ。だって、1993年5月15日・16日の入場者数ってこんな感じ。

【1993年】

5月15日:V川崎vs横浜M/59,626

5月16日:横浜Fvs清水/14,126

5月16日:広島vs市原/11,875

5月16日:鹿島vs名古屋/10,898

5月16日:G大阪vs浦和/19,580

それが先週末はこんな感じです。

【2023年】

5月12日:FC東京vs川崎F/56,705

5月13日:神戸vs広島/15,741

5月13日:湘南vs札幌/7,694

5月13日:柏vs横浜FC/8,111

5月14日:京都vsC大阪/12,917

5月14日:福岡vs鳥栖/13,719

5月14日:新潟vs横浜FM/24,501

5月14日:鹿島vs名古屋/56,020

5月14日:浦和vsG大阪/31,440

ただし、ここからまだまだコロナ前まで観客動員数戻していかなきゃね。ということで、今週のランキングは、コロナ前の2019年に比べてどれくらい観客が戻ってきてるかで順位づけました。平均観客動員数を比べてみると、こんな感じ!!

順位:チーム都|2023年/2019年(割合)

1:京都|13,680/7,850(174.30%)

2:新潟|22,042/14,497(152.00%)

3:鹿島|25,996/20,569(126.40%)

4:福岡|8,821/6,983(126.30%)

5:柏|10,750/9,471(113.50%)

6:横浜FC|7,400/7,061(104.80%)

7:FC東京|31,430/31,540(99.70%)

8:名古屋|27,294/27,612(98.80%)

9:広島|13,339/13,886(96.10%)

10:横浜FM|25,636/27,010(94.90%)

11:札幌|16,642/18,768(88.70%)

12:神戸|18,835/21,491(87.60%)

13:川崎F|20,012/23,272(86.00%)

14:湘南|10,359/12,848(80.60%)

15:G大阪|22,168/27,708(80.00%)

16:浦和|24,318/34,184(71.10%)

17:C大阪|14,864/21,518(69.10%)

18:鳥栖|9,331/15,050(62.00%)

おお、なんか魂の叫びを感じるようなこの順位!! 2019年はJ2だった京都、新潟、福岡、柏、横浜FCの奮闘ぶりが目に付きます!! そしてその元J2勢の中に1人顔を出した鹿島は先日の国立でやった名古屋戦が大きかったことでしょう。ま、地元でやってほしかったというサポーターの気持ちも十分分かるんですけどね……。

© 株式会社シーソーゲーム