海外協力隊の活動、パネルで紹介 茨城県庁

県庁で展示が始まったJICA海外協力隊のパネル展=水戸市笠原町

途上国支援に取り組む国際協力機構(JICA)の海外協力隊の活動を紹介するパネル展がきのう、水戸市笠原町の茨城県庁2階県政広報コーナーで始まった。6月30日まで。

今春の隊員募集に併せてJICA筑波が企画。「私たちとつながる世界」をテーマに、2008~22年度に撮影した7カ国の写真18枚をA1サイズにパネル化。茨城県ゆかりの隊員が、現地の家族や子どもたちと食事やスポーツを楽しむ姿などを伝えている。

途上国や日系社会の発展や復興活動を行う隊員は現在、64カ国に約820人が派遣。茨城県からは20~60代の20人が16カ国で活躍する。担当者は「パネルから途上国を身近に感じてもらえたら」と語り、協力隊員への応募を呼びかけた。

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