第53回岡山県高校将棋選手権大会を兼ねた第59回全国高校将棋選手権大会県予選会(県高校文化連盟、県高校将棋連盟、山陽新聞社主催)が20日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で始まった。男子団体A組は岡山工Aが51年ぶりに栄冠を手にした。女子個人は和氣蒼依さん(岡山工2年)が初優勝した。
初日は男女の団体戦と女子個人戦を行った。棋力の高い16チームが戦う男子団体A組は、決勝で岡山工A(豊島弘大さん、植田光稀さん、和氣蒼大さん)が操山に2―1で勝利した。16チームが出場した団体B組は青陵B(守谷拓杜さん、林田篤也さん、木下一真さん)が制した。
女子団体戦は出場が青陵(長森朱音さん、濱田一花さん、山田紗嘉さん)のみだった。9人が参加した女子個人戦は山口佳愛さん(総社3年)が準優勝した。
男子団体の岡山工Aと女子団体の青陵、女子個人の和氣さん、山口さんは8月3、4日に鹿児島県である全国大会に出場する。
最終日の21日は男子個人戦が行われる。
他の主な成績は次の通り。(敬称略)
【男子団体A】(2)操山(光森、宮本、厨子)(3)芳泉(秋山、渡部、和田)高梁(坂口、沖津、赤木)
【同B】(2)青陵D(竹本、山磨、田邊)(3)山陽(佐々木、北島、宮尾)金光学園B(柳澤、石村、ウンバク)
【女子個人】(3)大山詩織(大安寺1年)白井千愛(青陵1年)