G7サミット「招待国」の話題です。インド政府から広島市に贈られたマハトマ・ガンジーの胸像が、お披露目されました。
杉木健那 記者
「インドのモディ首相を載せた専用機が広島空港が到着しました」
G7サミットに招待されたインドのモディ首相は19日、広島に到着しました。G7各国のほか、韓国やベトナムなど8か国の首脳を迎えた拡大会合に出席します。
20日朝、モディ首相は、広島市・平和公園そばにある元安川東側の河岸緑地を訪れました。首相が見守る中、インド独立の指導者として知られるガンジーの胸像が、お披露目されました。台座を含めると、高さはおよそ2メートル、幅は、1.8メートルあります。
この胸像は、「平和都市として知られ、不屈の精神で原爆から復興した広島市にふさわしい」として先月、広島市を訪れた駐日インド大使から寄贈の申し出があったということです。
広島市 松井一実 市長
「ガンジーの胸像がこの地に設置できたことは、非常に象徴的なこと。（インドと広島の）人と人が仲よくなるきっかけになれば」
広島市も「核保有国であるインドが、サミットをきっかけに核兵器廃絶に踏み出してほしい」と要望し、設置を決めました。
