札幌・大倉山で逆走レース 傾斜37度、過酷な400m走

スキーのジャンプ台を着地ゾーンから頂上に向かって駆け上がる人たち=20日午後、札幌市の大倉山ジャンプ競技場

 札幌市の大倉山ジャンプ競技場で20日、ラージヒルを駆け上るレースが開かれ、個人の部と4人組のリレーの部で計約1440人が健脚を競った。主催するレッドブル・ジャパンによると、最大傾斜は37度で、「世界で最も過酷な400メートル走」と言われる。

 レースは2011年から世界各地で開催され、日本では6回目。コースは登るにつれて傾斜がきつくなり、勢いよく走り出した出場者も途中から斜面に張られたネットをつかみながら四つんばいになってゴールを目指した。

スキーのジャンプ台を着地ゾーンから頂上に向かって駆け上がる人たち=20日午後、札幌市の大倉山ジャンプ競技場

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