
【ベネチア共同】イタリア北部のベネチアで2年に1度開かれる第18回ベネチア・ビエンナーレ国際建築展の授賞式が20日行われ、国別参加部門の金獅子賞(最高賞)にブラジル館が選ばれた。
日本館は、建築家ユニット「大西麻貴+百田有希/o+h」の大西麻貴さんがキュレーター、百田有希さんが副キュレーターを務め、「愛される建築を目指して」をテーマに人と建築の関係を問い直す展示を実施。デザイナーの原田祐馬さん、編集者の多田智美さんらと意欲的な発表をして注目を集めたが、受賞はならなかった。
ブラジル館は、先住民族や黒人の哲学に基づいて環境問題などを読み解いた展示が評価された。
