モビリティリゾートもてぎで4年ぶり開幕 世界最高峰トライアルレース「日本グランプリ」

 茂木町では20日、そそり立つ絶壁や斜面をバイクでよじ登り、走り抜ける世界最高峰のトライアルレースが4年ぶりに開幕しました。会場では地元のマルシェと連携したイベントも開かれ人気を集めています。

 茂木町のモビリティリゾートもてぎで開幕したのはライダーが自然や地形を生かした難関コースにマシンと一体となって挑む世界最高峰のトライアルレースです。

 2019年以来、4年ぶりの開催となった今回の日本グランプリには16年連続の世界チャンピオントニー・ボウ選手など世界のトップライダーが集います。選手が自然の地形を活かした岩場や急斜面を駆け上がって華麗なライディングを決めると観客からは、大きな歓声や拍手が上がっていました。

 また、この大会は持続可能な社会の実現に向けた活動を行っていて、環境に配慮した競技運営に取り組むほか、はじめてサステナブルなイベントが合わせて開かれています。

 SDGsに取り組む栃木県内企業のほか地元・茂木町からは有機野菜づくりに励む農家や地元に陶芸の工房を構える作家などが出店。ブリキ製のつぼやき釜で焼いた甘くてしっとりした出来立ての焼き芋などを訪れた人たちが味わっていました。

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