京口紘人、復帰戦で判定勝ち 3階級制覇目指す元王者

2回、ローランド・ジェイ・ビエンディーマ(左)を攻める京口紘人=墨田区総合体育館

 ボクシングのミニマム級とライトフライ級で世界王座に就いた京口紘人(ワタナベ)が20日、東京・墨田区総合体育館でフライ級10回戦に臨み、ローランド・ジェイ・ビエンディーマ(フィリピン)に3―0で判定勝ちした。昨年11月のライトフライ級世界2団体王座統一戦で寺地拳四朗(BMB)に敗れて以来の復帰戦だった。

 3階級制覇を目指す29歳の京口は序盤から左右のボディーを打ち込み、主導権を握った。試合後、リング上で「今日テーマにした勝つことは達成できたけど、もっと面白いボクシングができたかなと反省している。ふがいない」と語った。戦績は17勝(11KO)1敗。

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