【高校野球春季関東大会】相洋が作新学院にサヨナラ勝ち 横浜隼人は山梨学院に5回コールド負け

延長10回から2イニングを無安打に抑えた相洋の大場

 春季関東高校野球大会は20日、サーティーフォー保土ケ谷球場などで開幕し、神奈川2位の相洋は今春の選抜大会8強の作新学院(栃木1位)に5─4でサヨナラ勝ちを収めた。神奈川3位の横浜隼人は0─12で山梨学院(山梨2位)に五回コールド負けした。

 相洋は、3点ビハインドの六回から登板した中島翔人(2年)が4回を完全投球。九回に自らの適時打などで同点に追い付いた。延長タイブレークの十一回に永野悟史(3年)のサヨナラ内野安打で終止符を打った。

 隼人は先発の左腕石橋飛和(3年)が序盤から相手打線につかまった。打線は今春の選抜大会を投げ抜いた林謙吾(同)を前に5回を無安打無得点に封じられた。

 相洋は22日、同球場で専大松戸(千葉1位)と対戦する。21日には、神奈川1位の慶応が同球場で木更津総合(千葉2位)とぶつかる。

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