【キーウ共同】ウクライナ侵攻に加わるロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏は20日、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトを同日、完全制圧したと主張した。ロシア国防省も21日、ワグネルの突撃部隊が軍の砲撃と航空支援を受け、バフムトを「完全に解放した」と発表した。ロシアメディアはプーチン大統領が祝意を伝えたと報じた。
一方、ウクライナのマリャル国防次官は20日、バフムトでは激しい戦闘が続き、状況は「危機的」だとしながらも、一部で防衛を維持していると表明した。ウクライナ軍報道官も同日、ロシアによる制圧の情報を否定した。