牛津高(小城市)の食品調理科の生徒らが、2月末に同市の牛尾梅林であった「梅まつり」で販売したオリジナル和菓子の売り上げの一部を、同市牛津町の子ども食堂に寄付した。
和菓子は「うめふく」と名付けられ、牛尾梅林のウメを練り込んだあんを求肥ぎゅうひで包み、その上にジュレをのせた。3月に卒業した生徒らを中心に、昨年9月から市内の和菓子店と一緒に開発した。
3年の林愛凜(あいり)さん、澁谷美雨(みう)さん、杉原咲良(さくら)さんが子ども食堂「からふるキッチンおぎ」を訪れ、江口尚毅代表に寄付金を手渡した。江口代表は「食堂運営にも協力してもらっている。日頃から感謝している」と応えた。
3人は2年時に同菓子の製造を担当しており、「今度は私たちが商品開発を頑張り、地域活性化の役に立ちたい」と話した。(市原康史)