前田「すごくいい感覚」 IL入り後初ブルペン

エンゼルス戦を前に、ブルペンで投球練習するツインズ・前田=アナハイム(共同)

 【アナハイム共同】米大リーグ、ツインズの前田健太が20日、右上腕部の張りで4月下旬に負傷者リスト(IL)入りしてから初めてブルペンに入った。アナハイムでのエンゼルス戦前に直球とチェンジアップで計25球を投じ「力(の入れ具合)はまだ7、8割。フォームを意識しながら投げた。すごくいい感覚で投げることができた」と明るい表情で話した。練習前にはエンゼルスの大谷と談笑する姿もあった。

 今季右肘の靱帯再建手術から復帰したが、4試合の登板で未勝利。復活を目指す前田はあと1、2度ブルペンに入った後に打者相手に投げる方針で「いい方向に進んでいる手応えはある」と語った。

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