全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1大会オートポリスは5月21日(日)、9時から14周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が1コーナーの攻防を制し、開幕2連勝を飾った。
5月18日(木)から走行が行われている全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1大会オートポリスは5月21日(日)が最終日。この日は第2戦と第3戦の決勝レースが行われるが、9時から第2戦の決勝がスタートした。
前日の予選では木村がポールポジションを獲得、2番手には小出峻(HFDP WITH TODA RACING)がつけていたが、迎えたスタートでは第1戦ウイナーの木村がやや伸びず、2番手スタートの小出が木村に並びながら1コーナーに入っていくが、木村がイン側で粘りをみせトップをキープした。
その後方では、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)とイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)による攻防が展開されるも、古谷が3番手を守っていく。4番手となったオオムラ・フラガには、7番手からジャンプアップした野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC)がつけ、終盤までテール・トゥ・ノーズのバトルを展開した。
前日よりも短い14周で争われたレースでは、中盤以降も上位陣は僅差のなかでの戦いが展開されていたが、終盤まで大きな順位変動はなく、木村が第1戦に続きポール・トゥ・ウイン。開幕2連勝を飾った。
2位は小出でスーパーフォーミュラ・ライツでの初表彰台を獲得。古谷が2戦連続の3位となった。4番手争いは終盤には間隔が広がり、オオムラ・フラガが初入賞。野中が5位、平良響(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)が6位となった。マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)がスタートで遅れた今田信宏(JMS RACING with B-MAX)を振り切り、今季初優勝を飾っている。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第2戦オートポリス 決勝結果
Pos Class No Driver Car Engine Laps Grid Qualify
1 50 木村偉織 HFDP WITH B-MAX RACING スピースA41 14 1 1’38.742
2 2 小出峻 HFDP WITH TODA RACING スピースA41 14 2 1’39.077
3 36 古谷悠河 Deloitte. HTP TOM’S 320 トムスTAZ31 14 3 1’39.113
4 52 I.オオムラ・フラガ FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX スピースA41 14 4 1’39.266
5 35 野中誠太 PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC トムスTAZ31 14 7 1’39.656
6 1 平良響 モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC トムスTAZ31 14 6 1’39.621
7 37 E.トゥルーリ モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 14 8 1’39.971
8 10 堤優威 Rn-sports F320 スピースA41 14 9 1’40.034
9 M 30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 スリーボンド東名TB14F3 14 10 1’43.049
10 M 4 今田信宏 JMS RACING with B-MAX スピースA41 14 12 No Time
R 51 D.ビダーレス B-MAX RACING 320 スピースA41 4 5 1’39.605
DNS M 53 畑享志 A-NeKT with B-MAX 320 スピースA41 ─ 11 1’43.653
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING) 1’40.164(3/14)