2日目夕食、被災地食材も 和洋折衷でおもてなし

20日の夕食会で各国首脳らに振る舞われた、全国各地の食材を使った和洋折衷のコース

 外務省は21日、G7広島サミット参加国の首脳らをもてなした20日の夕食会メニューを発表した。京都市の老舗料亭「菊乃井」の主人、村田吉弘さんが全体監修を務めた和洋折衷のコース。岩手県の乳製品や宮城県のイチゴ、福島県の地酒など東日本大震災の被災地を含めた全国各地の豊富な食材が使われた。

 コースは毛ガニや宮崎県のキャビアなどの前菜からスタート。伊勢エビや広島県のジュンサイ、鹿児島県の和牛などを使った料理が続いた。岩ガキのお好み焼きも振る舞われた。

 デザートは、岩手県の乳製品を使ったチーズケーキや宮城県のイチゴのジェラート。平和を象徴する折り鶴のチョコレートも登場した。

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