22日(月)にかけて、北日本から西日本の広い範囲で黄砂が予想される。視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがあるため、車の運転などは注意が必要だ。
視程5キロ未満で見通し悪化のおそれ
22日(月)にかけて、北日本から西日本の広い範囲で黄砂が予想され、視程が10キロメートル未満となりそう。所によっては、視程が5キロメートル未満となるおそれがある。
視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがあるため、車の運転などは注意が必要だ。
また、屋外では所により黄砂が付着するなどの影響が予想される。洗濯物は晴れていても室内に干した方がいいだろう。
呼吸器や循環器に疾患のある人、小児、高齢者などを中心に、外出時にはマスクを着用し、体調に応じて不要不急の外出は控えた方がいいかもしれない。
なお、車に黄砂が付着した場合は、タオルで拭くと車体に細かなかすり傷がつくおそれがあるため、こまめな水洗い洗車や高圧洗浄による洗車がいいとされている。
黄砂とは
東アジアの砂漠域や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂やちりが、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ日本付近に降下する現象。時には空が黄褐色に煙ることがある。また、環境省によると人の健康に影響があるとされている。
なお、視程とは水平方向で見通しの効く距離のことを言う。