鈴木保奈美が「フィクサー Season2」で唐沢寿明と31年ぶりの共演!

WOWOWで7月9日から放送・配信される「連続ドラマW フィクサー Season2」(日曜午後10:00)のフルキャスト、ポスター、特報が解禁。鈴木保奈美が、1992年の連続ドラマ「愛という名のもとに」(フジテレビ系)以来31年ぶりに、主演・唐沢寿明と共演することが分かった。

政界、財界、法曹界など、どこの世界にも物事には表と裏がある――。主演・唐沢と、2020年秋の紫綬褒章を受章した脚本家・井上由美子氏がタッグを組む「フィクサー」は、世の中を裏から操る謎のフィクサー・設楽拳一(唐沢)の暗躍と、金と権力に群がる人間たちの姿を、3シーズンにわたる大型ドラマシリーズとして展開。フィクサーを主人公として本格的に描く連ドラは、これまで日本にはなく、初めての試みとなっている。

Season2では、“冤罪(えんざい)”をテーマに、主人公のフィクサー・設楽が暗躍。東京都知事の妻が何者かに襲われ、意識不明に。現場にいた新聞記者・渡辺達哉(町田啓太)が殺人未遂容疑で逮捕・起訴される。達哉を追い込む検察官と達哉の弁護士との間に過去の因縁が垣間見える一方、その検察官は設楽を過去に刑務所に送り込んだ人物でもあった。次期都知事選に絡んで達哉を有罪にしたい権力者たちの思惑が交錯する中、設楽は達哉を冤罪から救えるのか?

Season1からの続投となる町田、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、富田靖子、内田有紀、小林薫、西田敏行に加え、東京地検検事・佐々木雪乃に江口のりこ、達哉の弁護を引き受ける弁護士・杉谷菜穂子を鈴木が演じる。さらに、東京都知事・横宮三郎に石黒賢、都知事夫人・横宮妃呂子に真飛聖が扮(ふん)する。

鈴木は「都市伝説のように聞いたことはあるけれど、本当なのかしら、まさか、え、フィクサーは実在するの? 日本を陰で動かしているの?と、ワクワクしながら台本を読みました」と作品の印象を明かす。

また、共演者については「斉藤由貴さん、江口のりこさん、町田啓太さん…以前からぜひ一緒にお仕事をしてみたいと願っていた方々なので、ありがたい機会をいただきました。初めてお目にかかるので緊張しますが、まあ、そこは唐沢くんがなんとかしてくれるでしょうと、大船に乗った気持ちで臨みました」と絶大な信頼を寄せる。

続けて、放送に向けて「食えない大人たちです。人というより魑魅魍魎(ちみもうりょう)です。さっきすれ違った男がフィクサーだったかもしれません。ノンフィクションか、大うそか。頭脳の準備運動をしてからご覧ください。でないとアキレス腱切れますよ」とユーモアを交えつつアピールしている。

なお、本日5月21日には、唐沢寿明が「10年に一度出合えるかどうかの最高傑作!!」と太鼓判を押すSeason1の最終回が放送・配信される。

© 株式会社東京ニュース通信社