「ウクライナ支援継続を」 広島在住者が訴え

 広島県在住者でつくる「広島ウクライナ人会」は21日、G7広島サミットを受け「母国への支援をさらに続けてほしい」と訴えた。子どもを含む男女計34人が広島市内で記者会見した。

 ロシアの侵攻により、子ども2人と避難してきたアンナ・テスレンコさん(37)は、大統領のサミット出席を「幸せな気持ちでいっぱいだ」と歓迎。「早く家に帰りたい」と国際社会の支援継続を訴えた。

 来日約10年の主婦オリガ・ガイダイさん(37)は、ロシアの核威嚇が続く中、被爆地でサミットが開かれたことに触れ「世界のリーダーが力を合わせ、怖い核兵器を使わせないようにしてほしい」と求めた。

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