写真:Getty Images
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、古巣撃破に一役買い評価されている。
20日、ラ・リーガ第35節でソシエダはバルセロナとアウェイで対戦した。
すでにリーグ優勝を決めているバルセロナ。ソシエダは、4位フィニッシュに向けて勝利したいところだったが、久保は0-1とリードした中で、58分から途中出場した。
すると72分、自陣でフレンキー・デ・ヨングに対してプレスをかけると、ボールを奪えないものの、その後にマルティン・スビメンディが連動してボール奪取。すると、パスを受けた久保が敵陣に持ち出し、オーバーラップした左のスビメンディにパス。スビメンディは素早くクロスを送り、最後はフリーのアレクサンダー・セルロートが冷静に決め切った。
古巣相手に途中出場ながら決勝ゴールを演出した久保にはスペイン『ElDesmarque』は6点(10点満点)の評価を与えた。
「チュリ・ウルディン(ソシエダの愛称)の攻撃にダイナマイトを持ち込み、彼の存在はフィールド上で注目を受けた」
また、スペイン『Noticias de Gipuzkoa』は途中出場ということもあり採点はなかったが、評価した。
「いつものように決定的だった。2点目のゴールを生み出した」
「ウイングで常に危険な存在。もう1つのレベルを見せた。セットプレーからもセルロートにビッグチャンスを与えた」
見事な連動からゴールの起点となった久保。レアル・マドリー戦でもゴールを決めており、ラ・リーガの2強であり古巣である両チーム相手の勝利に貢献。チームは1-2で勝利し、チャンピオンズリーグ(CL)出場にまた一歩前進した。