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シュツットガルトは21日、ブンデスリーガ33節でマインツとのアウェイ戦に臨み、4-1で勝利した。シュツットガルトのMF遠藤航とDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気は86分からプレーしている。
前節レバークーゼン戦では遠藤がPKを獲得したものの引き分けに終わって降格圏に後退した17位シュツットガルト(勝ち点29)は、遠藤と伊藤が先発となった。
9位マインツ(勝ち点45)に対し、[3-4-2-1]を継続したシュツットガルトは遠藤がボランチ、伊藤が左センターバックでスタート。
序盤の主導権争いを経て22分にピンチを迎える。しかしボックス右からオニシウォの放ったシュートはGKブレドロウがファインセーブで凌いだ。だが直後のCKからイングヴァルトセンにゴールを許し、先制されてしまう。
失点したシュツットガルトは29分、遠藤のダイレクトパスでディフェンスライン裏に抜け出したギラシーがシュートに持ち込みかけたが、GKダーメンの飛び出しに阻まれた。
その後も重心を上げたシュツットガルトが攻撃の時間を増やすと41分に追いつく。決めたのは遠藤。CKを跳ね返した流れからロングカウンターに転じると、相手のクリアミスをカットした遠藤がペナルティアーク中央から右足アウトでうまくゴールへ蹴り込んだ。
遠藤の今季5ゴール目で試合を振り出しに戻したシュツットガルトは迎えた後半、主導権争いを経て64分に逆転する。ヒューリッヒの左CKからギラシーのヘディングシュートが決まった。
さらに78分、シュツットガルトが突き放す。ショートカウンターに転じた流れから遠藤のパスをボックス左で受けたヒューリッヒがカットインからシュートを決めきった。
追加タイムにはクリバリのゴールも生まれたシュツットガルトが4-1で勝利。最終節を前に残留圏内の15位に浮上している。