奈良県橿原市小房町のおふさ観音(密門光範住職)で、春のバラまつりが開かれている。訪れた参拝者はさまざまな花の色や豊かな香りを楽しんでいる。6月30日まで。
境内ではイングリッシュローズを中心に3800種類以上のバラ約4000株を地植え花壇や鉢で栽培。ピンクや白、黄など色とりどりの花が咲き誇っている。
密門裕範副住職(56)によると、今年は例年より開花が2週間ほど早く、来月に最盛期を迎える見通し。「今年は大型連休から多くの人が訪れている。花を見て、長引いたコロナ禍の疲れを癒やしてもらえれば」と話している。
30種類以上の改良メダカも飼育展示
また、同寺では30種類以上の改良メダカを飼育展示。境内に並ぶ50以上の大小容器で元気に泳ぐ姿が参拝者に安らぎを与えている。
午前7時〜午後5時開門。入場無料。問い合わせは同寺、電話0744(22)2212。