自動車ラリー競技の国内大会「トヨタGAZOO（ガズー）レーシング ラリーチャレンジ2023in恐竜勝山」が5月21日、福井県勝山市のスキージャム勝山を中心に開かれた。新型コロナウイルス禍もあり、勝山では4年ぶりの開催。県内外から詰めかけた観客約1万人（主催者発表）が見守る中、72台のラリーカーが林道を駆け抜けた。
国内B級ライセンスを持つアマチュアレーサーが全国各地を転戦し、タイムを競う大会で、今季全11戦中第3戦目。勝山市や地元企業などでつくる実行委員会が開いた。
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スポーツカー「86」や「ヤリス」、「コペン」などを持ち寄った県内外からのドライバーが、スキージャム勝山と旧雁（かり）が原スキー場の林道、スキージャム勝山の駐車場を使ったジムカーナの計3コースを2人1組で2度走り、合計タイムを競った。
スキージャム勝山周辺の2コースでは、コース脇に観戦エリアを設置。ドライバーが深いカーブや坂道で巧みな走行を見せると大きな歓声が上がった。自動車販売店など6社による車の展示や自動車をテーマにしたゲームを楽しめるコーナー、地元のグルメを提供するキッチンカーの出店もあった。
孫と一緒に訪れた車好きの大野市の50歳男性は「久しぶりに地元で車の迫力を感じられるイベントがあってうれしい。孫もゲームを楽しんでいた」と喜んだ。
