移籍前から続々と仕事が決まり始めていた鎌苅健太

俳優の鎌苅健太が21日、自身のツイッターで、芸能事務所・ドルチェスターに所属することを発表した。

鎌苅は《前事務所を退所させていただいてから約1年強、フリーで活動していく中、関わって下さっている皆様への感謝や、自分の無力さを痛感する日々でした》と振り返り、《自分も40歳を前にし、ここからもっと成長したい!皆様にもっと応援していただける役者になりたい!そう思い、この度、改めて事務所に所属させていただくことになりました》と報告した。

鎌苅は2005年7月「THE☆BUSAIKU」で初舞台を踏み、同年8月「ミュージカル・テニスの王子様」に出演。2006年6月テレビ朝日系のドラマ「プリンセス・プリンセスD」で初主演を果たした。

07年1月に「ミュージカル・エア・ギア」に主演し初座長を務めたが、同年4月より療養のため芸能活動を休止。

08年の誕生日である2月17日に復帰し、同年7月「ミュージカル・テニスの王子様」にて俳優業を再開した。

10年3月に関西テレビのバラエティー番組「イケメンデルの法則」から、男性5人組バンド・ココア男。を結成し、リーダー兼ボーカルを務め、2012年3月末に解散していた。

「『イケメンデルの法則』で鼻フックなど罰ゲームを受けた回数が最も多く、また同番組のMCを務めたお笑いコンビ・次長課長の河本準一からはそのトーク力が高く評価されていた。舞台を中心に仕事が途切れることはなかったが、昨年3月いっぱいで前事務所を退所していた」(芸能記者)

6月の東京公演で開幕する「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』5」、7月に都内で公演が行われる舞台「レ・ミゼラブル~惨めなる人々~」、8月下旬の大阪公演で開幕する「ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.5-最後の事件-」への出演がすでに決まっている。

プライベートでは17年4月に女優の芳賀優里亜との結婚を発表し、18年7月には第1子となる女児の誕生を報告していた。

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