思川では栃木県内で一番早いアユ釣り解禁 釣り人たちが腕を競う

 小山市を流れる思川では21日、栃木県内で一番早いアユ釣りが解禁され釣り人たちが竿の感触を楽しみました。

 温かい日差しに照らされ夏日となった21日は、この日を待ちわびた約100人の太公望たちが早速、腕を競いました。

 小山市の思川は、関東地方で最もアユ釣りの解禁が早い川として知られていて、毎年、県内外から多くの釣りファンが訪れます。今年(2023年)は、約30万匹のアユが放流されました。

 下都賀漁業協同組合によりますと天候の影響からか、例年と比べて天然遡上のアユが10倍ほど多く、釣れる約9割が天然のもので量は多い人で50匹と釣果も良いということです。

 21日は、水温が高くなりアユの動きは活発で大きいものでは体長が20センチを超えていたということです。

 これから秋にかけて県内各地では本格的なアユ釣りシーズンを迎えます。

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