マンチェスター・Cが勝利で優勝に花を添える。試合後は大量のファンがピッチに乱入|プレミアリーグ

【第37節】マンチェスター・C vs チェルシー

写真:アルバレスのゴールで優勝決定後のホームゲームを勝利で飾ったマンチェスター・C ©Getty Images

5月21日、プレミアリーグ第37節マンチェスター・シティ vs チェルシーの試合がエティハド・スタジアムで行われた。

5月20日の試合で2位アーセナルがノッティンガム・フォレストに0-1で敗れたため、試合前の時点でプレミアリーグ制覇が確定していたこともあり、マンチェスター・シティはケヴィン・デ・ブライネやアーリング・ハーランド、ジャック・グリーリッシュら主力をベンチに置くなど、大幅にメンバーを入れ替えてこの試合に挑んだ。なお、入場時にはチェルシーの選手たちが花道を作ってチャンピオンチームを拍手で出迎えた。

試合はマンチェスター・シティがボールをキープし、人数をかけた攻撃を仕掛けていく。12分には早くも先制。中盤で相手のパスをカットしたカルビン・フィリップスからコール・パルマーがつなぎ、ラストパスを受けたフリアン・アルバレスがコースを狙った鋭いキックを蹴り込んだ。

チェルシーも少ないチャンスをモノにしようと試み、36分にはルイス・ホールのクロスからコナー・ギャラガーがヘディングシュートを放ったが、ポストを直撃しゴールならず。前半はマンチェスター・シティの1点リードで終了した。

後半に入り65分、チェルシーはラヒーム・スターリングが縦パスに抜け出しシュート。GKシュテファン・オルテガの体に当たったボールはゴール方向へと転がったが、ジョン・ストーンズがライン上でクリアし失点を阻止する。

逆に71分、マンチェスター・シティはGKからフィードに抜け出したリヤド・マフレズがクロスを送り、アルバレスが流し込んで2点目を奪ったかに思えたが、マフレズがボールを収めたところでハンドの反則があり、オンフィールドレビューでのチェックを経てゴールは取り消された。

マンチェスター・シティはここからハーランド、デ・ブライネらの主力を投入。大きな拍手と歓声で出迎えられたもののスコアは動かず、1-0でマンチェスター・シティが勝利。試合終了のタイミングで大量の観客がピッチになだれ込んだため、選手たちが早々にロッカールームに引き上げなければならなくなり、最後は後味の悪さが残った。

勝利したマンチェスター・シティは勝ち点を88に伸ばし、敗れたチェルシーは勝ち点43のまま。

マンチェスター・シティは5月24日に第32節延期分のブライトン戦をアウェイで戦い、最終節はアウェイでブレントフォードと対戦。チェルシーも5月25日にマンチェスター・ユナイテッドとの第32節延期分を戦い、最終節はホームでニューカッスルと対戦する。

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