愛媛県有数のウメの産地県砥部町では、22日から特産の七折小梅(ななおれこうめ)の収穫が始まりました。
砥部町発祥で100年以上にわたり栽培されている「七折小梅」は、果肉や皮が柔らかく香りが良いのが特徴で、愛媛県の「愛あるブランド産品」にも認定されています。
町内では22日から収穫作業が始まり、地元生産者でつくる「ななおれ梅組合」の代表理事・竹内勝さんの園地でも直径3センチほどに育った実を、1つ1つ丁寧に摘み取っていました。
JAによりますと、今シーズンは冬から春先にかけて天候に恵まれたことから、収穫量は平年並みの約50トンを見込んでいるということです。
竹内勝代表理事
「果肉が厚くて糖度も高い。非常に梅干しにすると柔らかいものができる。今年も非常に良い梅ができたので、どんどん梅干しやシロップに利用してもらいたい」
収穫は6月初めまで続き、組合で梅干しやシロップに加工して販売されるほか、県外にも出荷されます。