マイリー・サイラス、最新作を引っ提げたツアーを行わない理由を語る

マイリー・サイラスが、最新アルバム『エンドレス・サマー・バケーション』 を引っ提げたツアーを行わないことについて語った。

30歳の彼女は、英ヴォーグの最新カバー・ストーリーで、近い将来ツアーに出る予定はないと明かしている。「しばらく経っていますよね」とマイリーは話し、「最後に行った(2014年のアリーナでのヘッドライン)公演の後、疑問のように思えてきました。そして、私にはできない。能力的に“できない”だけでなく、それが私の願望でもあるんです。自分の人生を自分以外の人の喜びや満足のために生きたいのだろうか?」と説明した。

マイリーが最後に行ったワールド・ツアーは、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した2013年のアルバム『バンガーズ』を引っ提げたものだった。この大規模なツアーで、彼女は北米、ヨーロッパ、中南米、ニュージーランドとオーストラリアで公演を実施した。それ以来、単独公演はほんの一握りしか行っておらず、加えて【グラストンベリー】、【オースティン・シティ・リミッツ】、【ロラパルーザ】を含む複数の音楽フェスティバルに出演している。

マイリーは、大規模なアリーナではなく、親友や愛する人のためにパフォーマンスするのが好きだと同誌に語っており、「何十万人もの人の前で歌うことは、自分が本当に好きなことではないんです」と明かした。「繋がりが感じられないですし、安全性がないんです」と彼女は述べ、「それに自然じゃないですよね。10万人の前に一人で立つことには、とても孤独を感じます」と語った。記事掲載時にマイリーによる今後のライブ日程は発表されていない。

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