実写版『リトル・マーメイド』のサントラが劇場公開に先駆けて配信開始

実写版『リトル・マーメイド』の劇場公開に先駆けて、映画の公式サウンドトラックが配信でリリースされた。同映画は、全米では2023年5月26日(日本公開は6月9日)に劇場公開される。

この新たな実写版映画のサウンドトラックには、主人公のアリエル役を演じるハリー・ベイリー(Halle Bailey)が歌う「For The First Time」や「Part Of Your World」をはじめ、オークワフィナとダヴィード・ディグスによる「The Scuttlebutt」や「Kiss The Girl」、メリッサ・マッカーシーが歌う「Poor Unfortunate Souls」が収録。

さらに、アラン・メンケンとハワード・アッシュマンによる1989年のオリジナル・アニメ映画からの音楽に加え、高い評価を得ている作詞・作曲家のリン=マニュエル・ミランダとアラン・メンケンが共作した書き下ろしの新曲などが収録されている。

また、韓国語吹き替え版でアリエルの声を務めているNewJeansのダニエルが歌う「Part Of Your World」韓国語ヴァージョンも公開されている。

今年初め、The Faceの取材に応じたハリー・ベイリーは映画についてこう語っていた。

「この“リトル・マーメイド”実写版の美しいところは、より現代的である点です。私たちが幼い頃に観たオリジナル・アニメでは、彼女は男性(王子)のためにすべてを諦めました。でも、それは現代の女性を反映していないと思うんです。ですから(現代版では)、アリエルが夢中になっているこの世界のために、自分自身の自由を見つけることの方が重要なんです」

ブロードウェイの人気舞台演出家ロブ・マーシャルが監督を務めるこの実写版映画では、冒険心に溢れる美しく快活な人魚アリエルを演じるハリー・ベイリーと豪華キャストたちが、『リトル・マーメイド』のクラシックなラブストーリーに命を吹き込む。

あらすじ

冒険心にあふれた美しく活発な人魚のアリエルは、トリトン王の娘の中で最も若く、最も反抗的で、海の向こうの世界についてもっと知りたいと願い、海面を訪れるうちに、勇敢なエリック王子に恋をしてしまう。人魚は人間との交流を禁じられているが、自分の気持ちを抑えられなくなった彼女は、周囲の心配をよそに邪悪な海の魔女アーシュラと契約し、地上の王子に会いに行くが、最終的には自分の命と父親の王座を危険にさらすことになる。

Written By Rhian Daly

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The Little Mermaid (2023 Original Motion Picture Soundtrack)
2023年5月19日配信
*国内盤CD(英語版、日本語版)は6月9日発売

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