マドンナ“コーンブラ”のデザイナー、ゴルチエの半生描いたミュージカルに密着したドキュメンタリー映画が日本公開へ

仏ファッションデザイナー、ジャンポール・ゴルチエの半生を描いたミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』の裏側に密着したドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック(原題)』が、9月29日より日本公開されることになった。

ジャンポール・ゴルチエは、マドンナの“コーンブラ”を手掛けたほか、映画衣装の分野でもピーター・グリーナウェイ監督の『コックと泥棒、その妻と愛人』(89)、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』(97)など、多くの作品で衣装を担当している。

そんなゴルチエの幼少期からデザイナーとして成功を収めるまでの半生を描いたミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』は、ゴルチエ自ら演出と衣装を担当し、豪華衣装のみならずオリジナルの音楽、ハイスタイルな振り付けでも観客を魅了。2018年のパリ公演では25万人を動員、2022年のロンドン公演では30万人を動員した。

現在、世界各地でワールドツアーが決まっており、日本でも5月19日から渋谷・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)、6月7日より大阪フェスティバルホールでの公演が決まっている。

ドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック(原題)』は、その世界的なショーを作り上げるまでの背景に迫ったエンタテインメント・ドキュメンタリー。監督を務めるのは、エマニュエル・マクロン仏大統領のドキュメンタリー(Netflix)などを手掛けたヤン・レノレ。出演者には、ファッションアイコンとして君臨し続けるマドンナをはじめ、フランスの名優カトリーヌ・ドヌーヴ、マリオン・コティヤール、アルモドバル監督作の常連俳優ロッシ・デ・パルマ、ディスコ&ファンクミュージックの巨匠ナイル・ロジャースなどが名を連ねている。

『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック(原題)』は、9月29日よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテほか全国順次公開。ミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』の日本公演に合わせ、6月4日にはヒューマントラストシネマ渋谷にて1日限定の先行上映が行われる予定だ。

◎映画情報
『ジャンポール・ゴルチエ:フリーク&シック(原題)』
出演:ジャンポール・ゴルチエ、マドンナ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ロッシ・デ・パルマ、ナイル・ロジャース、マリオン・コティヤール
監督:ヤン・レノレ
9月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマカリテほか全国順次公開

配給:キノフィルムズ
(c) CANAL+ / CAPA 2018

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