秀ノ山親方、独立へ準備中 元琴奨菊、来年中にも

トークイベントに参加した秀ノ山親方=22日、両国国技館

 大相撲の秀ノ山親方(元大関琴奨菊)が22日、来年中の独立に向け、準備を進めていることを明らかにした。佐渡ケ嶽部屋付きで指導している同親方は東京・両国国技館内の相撲博物館で行われたトークイベント後の取材に「部屋にお世話になりながら、一生懸命頑張っているところ」と語った。

 部屋を持った際には、個々のレベルに応じて土俵外での体づくり、土俵で相撲の感覚を鍛える「2部制」で稽古を行う考え。けがの防止や効率化が狙いで「集中力も上がって、個々の才能を最大限伸ばせると思う」と話した。

 イベントでは、6歳の息子について「力士になってもらいたい」と話した。

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