コンビニ、14カ月連続増収 4月、訪日客増加で

コンビニ大手3社の看板。上からセブン―イレブン、ファミリーマート、ローソン

 日本フランチャイズチェーン協会が22日発表した主要コンビニ7社の4月の既存店売上高は、前年同月比4.9%増の9156億円となり、14カ月連続で前年を上回った。訪日客の増加で空港などの店舗の売り上げが伸長。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられることが決まり、行楽需要も高まった。

 来店客数は2.4%増の12億7322万人で、1人が1回の買い物で使う金額を示す平均客単価は2.4%増の719円だった。協会の担当者は、食料品の値上げや各社の販売促進キャンペーンが平均客単価を押し上げたと説明している。

 商品別では、おにぎりやパン、菓子などが好調だった。

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