生後8か月の男の子がリンゴを食べ意識不明 子どもに離乳食を与える時の注意は? 乳児保育の現場を取材

愛媛県新居浜市内の保育所で、生後8か月の男の子がリンゴを食べた後、意識不明となっている事故を受け、実際に保育の現場ではどのように離乳食が提供されているのか、同県西条市内の保育所で食べさせ方の注意点などを取材しました。

西条市の「東予乳幼児保育園」には現在、7人の0歳児が通っていて、園内の調理場では調理員が毎日、それぞれの乳児に合わせた離乳食を作っています。

生後5か月の赤ちゃんのこの日のメニューは、おかゆと野菜。

既に柔らかく調理されていますが、保育士はさらにすりつぶし、細かく仕上げていました。

(保育士)
「ポタージュ状くらいの状態で(提供している)。舌の動かし方がまだ上下にしかできなくて、飲み込むというのが難しいので」

こちらの園では、0歳児1人に対して保育士1人が付きっきりで食事を進めていて、一口ずつ飲み込んだかを確認しながら食べさせているといいます。

毎日、登園する際には園児の体調や食欲があるかなどを各家庭に確認しているということで、園は「食事には十分に気を付けている」と話していました。

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