千葉県市川市は5月22日、市内の加盟店で使える市民向けの電子通貨、「ICHICO」の実証実験をスタートしました。
また、1日の歩数など健康づくりに応じてICHICOで使えるポイントを付与する事業もスタートさせています。
「ICHICO」は、キャッシュレス決済の電子通貨で、現在は市内の八幡エリアの加盟店およそ160店で利用できます。
同じく5月22日から開始した、健康ポイント事業「Aruco」は、市の施設20か所で血圧や体重を測ったり、多くの歩数を歩いたりすることで、ポイントを付与するもので、貯まったポイントをICHICOで使うこともできます。
市川市役所で22日、それぞれの事業を開始するにあたり、田中甲市長がデモンストレーションを行いました。
田中市長は、血圧計と体組成計で自身の健康状態を測定すると、専用のアプリで測定結果とポイントが反映されたことを確認。
さらに、1ポイント1円で使えるICHICOで早速、市役所内の売店で買い物をしました。
市川市 田中甲 市長
「市民の健康管理と商店街が潤っていく。そういう市川市の姿を作っていきたい」