
写真:Getty Images
アーセナルがライバルであるマンチェスター・シティから再び補強する可能性が浮上している。
ミケル・アルテタ監督が率いるアーセナル。19年ぶりのプレミアリーグ優勝が現実味を帯びていた中、連覇中のシティの猛追に加え、近年は優勝争いどころかトップ4争いもままならなかったチームはケガ人などにも対応できずに失速。最後は、ノッティンガム・フォレストに敗れて終戦となった。
今シーズンは、アルテタ監督の古巣でもあるシティからブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコを補強し、クラブ内でも最も多くのタイトル獲得を経験している2人がチームを牽引することもあった。
そのアーセナルは、3連覇を達成したシティから補強を画策。『The Athletic』によれば、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(32)の獲得に具体的な関心を寄せているという。
アーセナルは今夏中盤の補強に動いており、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスやブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドなどが浮上している。
一方で、かつてキャプテンを務めたスイス代表MFグラニト・ジャカがレバークーゼン移籍が噂されている状況で、リーダーシップが取れる選手が必要な状況だ。
そのジャカの後継者に最適な選手としてギュンドアンをピックアップ。シティとの契約は今シーズン限りで満了を迎えることとなり、フリーでの獲得が可能。シティはチームに留めたい意向があるものの、ギュンドアンはバルセロナを含めて移籍の可能性があるとされている。
選手の才能ではなく、優勝争いという点では明らかに経験値が少ないアーセナル。真の強者になるためには選手の成長だけではなく、補強も必要だが、どういうチーム作りをしていくのか注目が集まる。