乃木坂46・与田祐希 暴走族に一喝し、超不良を平手打ちにするヒロインに 品川ヒロシ監督・脚本「OUT」

2023年11月に劇場公開される、累計発行部数が650万部を超える同名コミックを、品川ヒロシの監督・脚本で実写映画化した「OUT」のヒロイン役で、「乃木坂46」の与田祐希が出演すると発表された。

与田祐希が演じるのは、暴走族「斬人」の5代目総長の妹で、ボウリング場「アイビーボウル」で働く皆川千紘役。兄である「斬人」5代目総長・皆川状介が、四大暴走族の抗争事件“狂命戦争”で命を落としたというつらい過去を持ちながらも、もめ事を止めるためなら暴走族にも一喝を入れる役柄で、倉悠貴演じる超不良・井口達也を平手打ちに、醍醐虎汰朗演じる暴走族総長にも説教するほど肝が座った女性を演じている。

品川監督は与田祐希の起用について、「千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です。千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか?と思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます」と明かしている。

また与田祐希は、「暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクター達がどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います!グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います!仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです。見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました!撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!」と、演じた役柄について語っている。

「OUT」は、品川ヒロシの長編監督デビュー作で、興行収入20億円を記録した映画「ドロップ」の後日談。少年院から出所した井口達也は、西千葉で焼肉店を営む親戚に引き取られることとなった。見知らぬ土地での生活が始まった達也だが、出所初日に暴走族の副総長である安倍要とタイマンでけんかをしてしまう。けんかには勝ったものの、少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、けんかを秘密にすることで合意。2人は交流を深めていく。倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司らが出演する。

【作品情報】
OUT
2023年11月 全国劇場公開
配給:KADOKAWA
©2023『OUT』製作委員会

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