育児中の母親の栄養支える 札保健医療大生が隔月カフェ 多忙で食事おろそかに 献立を提供

ニポカフェに参加し食事を楽しむ母親たちと子どもを世話する学生

 子育てで忙しく、自分の食事は後回し―。そんな女性たちの栄養不足を補いたいとの思いで、札幌保健医療大学の栄養学科の学生20人でつくるサークルが取り組みを始めた。札幌市東区のカフェを隔月で1日貸し切り、考案した献立を親子に提供するイベント「nipocafe(ニポカフェ)」。学生が子どもの世話をし、母親がゆっくりと食事を味わえる場づくりを目指す。

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